2008年04月03日
青蔵鉄道。
これは日本の鉄道ではなくて中国の鉄道です。
青海省の西寧とチベット自治区のラサを結ぶ鉄道のことです。
俺が2002年にチベットに行った時はこの鉄道はまだ建設中、
青海省のゴルムドまでしか開通していませんでした。
当時は、、、
・四川省成都から飛行機
・ゴルムドからバス or 車をチャーター
っていう手段が一般的でした。
俺もゴルムドから車で行きました。
道は悪いわ、高山病になるわ(途中で標高5200mの峠越えがあります。)
でホントに疲れた記憶があります。
42時間かかったって当時の日記に書いてありますデス。。。
が、2006年の7月1日にゴルムド~ラサ間が開通し、
今では、約14時間半で行けちゃうらしいです。
鉄道工事に伴う環境破壊やチベットの民族問題など
弊害も色々あるようですが、
環境破壊の問題はアノ中国政府が珍しく気を使って、
巨額の資金をバンバン投入して最小限に止めたようです。
高山病が心配な人にも安心らしく、
・与圧設備を持つ客車
・寝台車には酸素吸引設備
・医師、看護師も同乗
と、至れり尽くせりらしい。
車窓からの景色も最高みたいだし、
世界一高い所にある駅 唐古拉(タンクラ)駅(標高5068m)も通るし、
乗ってみたいですよねぇーーー。
しかも、、、最終的には、、、
ネパールまでつなげようと企んでいるみたいです。。。
そんなことになったら、、、
エべレストのベースキャンプの近くまで鉄道で行けちゃいますねぇー。
だけど、、、そんなことになったら、、、
チベットが、、、どんどん秘境っぽくなくなっちゃいますねぇー。。。
今でさえ、、、ラサは、、、
かなり、、、ヒドイことになってるのに。。。
ちょっと複雑。。。
Posted by 工場長 at 11:36│Comments(0)
│海外っぽい話
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