2010年07月29日
住んでいた街。
住んでいたと言っても、、、
日本ではなく中国の雲南省の話である。
以前にもちょっと書いた気がしたが、
海外をフラフラしていた時の延長で、、、
雲南省の田舎街 麗江で中国語を勉強していたことがある。
以前に旅行で立ち寄った時の期間も足すと、
合計で5ヶ月ぐらいの滞在期間になるだろうか。
場所はココである。
地図を引いていってもらうと分かると思うが、、、
中国のはずれの雲南省、その雲南省のさらにはずれのほうである。
そこはもうチベット高原に属するエリアで、
実際、麗江の街に住んでいる住民の大半は、
チベット系少数民族の納西族(ナシ族)である。


女性(特におばちゃん)は北斗七星を表した肩掛け等の民族衣装を着ている。
若い女性は北斗七星のヘアバンドみたいなのをしていたかな。
おっさんは着ない。
ただのおっさん達である。。。
街の標高は2400m前後、、、
富士山の富士宮口と同じぐらいの標高だ。
基本的にココは山ブログなので、山っぽい話に脱線すると、、、
この街から北に15kmほど行くと玉龍雪山という標高5596mの山がある。
そして、その最高峰である扇子徒は未踏である。
そんな険しい山ではあるが、
日本のどこかの山々と同様に、
4506mまではロープウェイで行けてしまったりもする。
またこの街を訪れる機会があったら行ってみようと思う。
この街の売りは旧市街。
瓦屋根の家々が、迷路のように入り組んだ路地に建つ。
その路地は石畳で、路地脇には水路が走る。




ココをノンビリと歩き回るだけで楽しい。
んが、、、
世界遺産認定をされてから、
中国政府のKYな開発が始まって、
旧市街の入り口なんかは、ナニなことになっていたりも。。。
センスねぇんだよなぁ。。。
まぁそれでも、、、
旧市街の奥のほうや、近くの束河村へ行けば昔ながらの街が見られる。
ココでもう一つ面白いのが、、、
トンパ文字と呼ばれるナシ族で使われている象形文字だ。
世界で唯一、未だに使われている象形文字で、
「生きた象形文字」と言われている。
この家の門の周りに書かれているのがソレだ。

かと言って、、、
ナシ族ならみんなこの文字を使えるかというとそうではない。
逆に使いこなせる人はかなり少ないそうだ。
ちょっと面白いのが、、、
トンパ文字で“女”と言う字は、同時に“大きい”という意味がある。
っで、“男”と言う字は、同時に“小さい”という意味だ。
ナシ族が母系社会だったことに由来するらしい。
うはは。。。
『女は強し』、『母は強し』ですなぁ。。。
まるで、うちと一緒じゃ、、、、、、、、、、、、、
いや。。。なんでもない。。。
んま、、、
色々書いたように、
かなり観光で賑わっている街なのだが、
なんだかんだ言っても、のどかな田舎街なのだ。




って、、、
なんでこんなコトを書いているかと言うと、
スキャナーで昔の写真をデータ化していたら、
とてつもなく行きたくなってしまったからなのだ。。。
あんだけ海外をフラフラしていたのに、、、
もう7年以上、、、日本を出ていない。。。
ぐああああああっ!!
くそっ!! どっか行きたいなっ!!
暑苦しいんだよっ!!
日本っ!!
Posted by 工場長 at 14:12│Comments(0)
│海外っぽい話
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