2007年05月19日
鳳凰山(単独小屋泊まり) 1日目 07/05/19
21日(月)に第二子誕生。
ってことは今後数週間は山に行けなさそう。
(自粛予定は来週だけですが。。)
ダメもとで嫁に小屋泊まりの申請をだす。
「日曜の昼までに帰ってくるなら」
という条件付で申請がおりました。
土曜の天気予報も好転。
よっしゃ。
ツバつけておいた鳳凰山に行くことにする。
鳳凰小屋を予約。しかも空いているらしい。
「日曜の昼までに帰ってくる」
っていう条件を守るためには日曜は下山のみ。
土曜が勝負。
早出して初日に三山登っちゃる!!
恒例の3時半起き、4時半出発。
今日はさすがに行きも高速を使う。
しかーし、現地に近づくにつれ天気が悪化。
しまいには降りだす。。
高速を降り、御座石鉱泉への林道ではドシャ降り。。
ドシャ降りのまま御座石鉱泉到着。
御座石鉱泉の玄関で登山届けを出し雨宿り。
うーー。タイムロス。
到着後40分ぐらい経った頃
雨足が弱まり、明るくなってきた。
ええーい。
合羽着て出発。
小雨が降るなか、いきなりの急坂。
負けてられん。ドンドン行く。
たまーに薄日が差すと新緑がきれい。
しかしガスっているため隣の山も見えず。。
急坂をひたすら行くと
旭岳の頂上に到着。祠があった。
雨止まず、またまた急坂。
でもがんばる。
燕頭山に着く。
ここからはなだらかな登りらしい。
まだ雪は登場しないし予定通りいけそうだ。
と、思いながら進んでいると
徐々に雪が出だす。
御座石鉱泉のおばちゃんが
「小屋までは雪はそんなに無いって」
と言っていたんで心配せずに進む。
しかーーし。
すぐにガッツリの雪。
アイゼン装着。
が、雪がやわくなっていて
5歩に1歩は足がズッポリはまる。
10歩に1歩は股まではまる。
これじゃーアイゼン着けたってどうしようもない。
スパッツ着けようと荷物を漁っていると。
ありゃりゃー無いぞ。
あっそうだ。押入れにしまったまんまだった。
しょうがない。
はまりまくり進む。たまーにラッセル。
全然距離を稼げない。。
こ、こわい。そしてシンドイ。
5回ぐらい帰ろうかと思ったが
なんとか鳳凰小屋に到着。
小屋番はまだ到着していない。
かなり疲れているんで多めに休憩。
時間は微妙。予定より1時間半は遅れている。
チェックインだけ済ませば少々遅くなっても大丈夫か。
しかし小屋番はまだ来ない。
しょうがない地蔵岳だけでもいこう。
いらない荷物は小屋のベンチに置いて出発。
地蔵岳方面も相変わらず雪はある。
しかし、雪が締まっているので足ははまらない。
これなら余裕だぜー。
歩きつつふと見上げると
おーオベリスクが間近に。
やる気アップ。
またまたしかーーーし。
小屋では晴れていたのに雪降ってきやがった。
でも、オベリスクには到着。
フーム。自然のいたずらですなー。
しばし見とれる。
写真も撮りまくる。
さーどうしよう。
観音岳はいけるかな?
時間はやっぱり微妙。
急いでコースタイムより早く行ければ
食事締め切りの4時には小屋に戻れる。
しかし今日の雪の状況は良くない。
なんて考えてたら
雪が強くなり、観音岳はガスでスッポリ。
ガクーーン。
思い切って諦める。。。
小屋まで下っていくと
小屋番さんが着いていて忙しくしている。
「チェックインは後でするから休んでて」とのこと
荷物整理したり、タバコ吸ったり。
今日の宿泊者は小屋に3人、テント三組。
ラッキー少ない。
一緒に泊まる人達とおしゃべりしたり酒飲んだり。
小屋番さんが薪ストーブをつけてくれたんで
小屋番さん含め4人でおしゃべり。
今日の人たちはみんな気が合う人達ばっかりだー。
酒がすすむ。
小屋番さん自慢のカレーを夕食に3杯食べたら。
うっひゃー、眠い。。(カレーは旨かったーー)
まだ6時ですけど。
まだ寝るには早いんで
談話室でおしゃべり再開。
久々に今日は予定通りいかなかった。
そのことを悔やんでいたら
小屋番さんが
「山なんてね。予定通りになんていかないよー」
そーーーですよね。
気が軽くなり、後悔も無くなる。
ありがとうございました。
おねむのピークが来て7時半就寝。。。
[今日のコースタイム]
御座石鉱泉(07:35)⇒(09:35)燕頭山(09:35)⇒(11:50)鳳凰小屋(13:00)
⇒(13:50)地蔵岳(14:05)⇒(14:40)鳳凰小屋
Posted by 工場長 at 23:28│Comments(0)
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