工場長の「山ばっかり、、、酒ばっかり。。。」

このあいだ行った、

白峰南嶺を含む山行であるが、、、

実を言うと、計画当初はもう少し違ったコース取りであった。





数週間前、、、

ココ1年間妄想している山行のことを書いた。



まぁ、簡単に書けば、、、

二軒小屋から大井川東俣沿いに歩いて行き、、、

農鳥小屋～三国平のトラバース道に出るというものだ。

主に廃道歩きである。





この妄想ルートを登りで使い、、、

北から白峰南嶺を南下して来れないだろうか？？

当初の計画はそれを目標に組み始めたのだ。





しかし、、、

検索しまくってようやく見つけた、

東俣をつめて歩いた方の記録を読むと、

沢登り装備で歩いている記録しか見つからなかった。

(見つけられた記録も数年～数十年前の記録。しかも2件だけしか見つからなかった。)





私は沢登りなどしたことがないし、従って装備など持っていない。



と、いうことで、、、

今回は白峰南嶺を重点に置き、、、

妄想ルートは後々に回すことにして、今回の計画コースに落ち着いた。





けれど、せっかく近くまで行くのだ、、、

と思い、情報収集や雰囲気を掴むことぐらいはしてきた。



興味があれば、、、

少し具体的になった妄想にお付き合い願おう。







まず、妄想山行では、、、

二軒小屋から歩き始めたばかり、、、

今回の山行では蝙蝠岳から下って、ようやく東俣林道に出た地点のココ、、、






林道の荒廃が始まるか始まらないか？？

と、妄想していた場所であるが、こんな感じであった。







上流方面を撮ったものであるが、

思っていたよりはちゃんと林道している。

轍も有るし、まだ“廃”な雰囲気はしない。





少し二軒小屋に戻った所には、、、

西俣、東俣、二軒小屋の道標さえあった。






ふむ。少しだけ安心した。







そして、その後、、、

運の良い事に、二軒小屋で風呂上りにビールを飲んでいた時、

気の良い釣り師の方と一緒になり、東俣林道跡の情報が少し手に入った。


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新しく出来た堰堤の奥は禁漁区になってるので分からない。
けど、そこまではそんなに苦労することなく普通に歩ける。
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新しく出来た堰堤、、、

というのを調べてみると、どぉやら唐臼沢との出合い付近らしい。






広河原のすぐ手前だ。





ただ、おじさんは付け加える。


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禁漁区に平気で入っていく釣り師も多いから、
それなりに踏み跡みたいなものはあるかも知れない。
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ふぅむ。

釣りをしないので知らなかったが、、、

やはり釣りの方は、結構東俣に入っているようだ。







この後に掴んだ雰囲気は、かなり上流になる。



東俣を登っていくと、、、

農鳥沢と三国沢に分かれる。









まずは農鳥小屋～三国平のトラバース道からみた農鳥沢だ。








ガレというよりザレという感じであまり歩きたくない。

ココを登ってくるのはパスだ。





そして、三国沢付近。








1枚目の写真は三国沢そのもの。

2枚目の写真は、そのちょっと東側にあった、道とも見える沢のあと。

急ではないし、見える範囲では普通に歩いて来られそうだ。



しかも、、、

水を飲みながら休憩をした三国沢の岩には、

明らかに下から登ってきた人間を対象にした、

“熊←　・　→農鳥”との薄いペイントがあったのだ。



うぅむ。

やはり昔は普通に登られていたのだろうか。



なんとなくだが、、、

思っていたよりは、なんとかなりそうな感じがする。







実は、、、

沢登りをやる山友が、私の山行の数日あとに、

椹島⇒二軒小屋⇒東俣⇒熊の平小屋　を歩く予定であった。



しかし、、、

天候不順で中止になってしまったらしい。



唐臼沢から乗越沢の情報が手に入りそうであっただけに残念だ。







しかし、、、

今回、周辺を歩いてみて、妄想がより具体的にはなった。



そんなに遠い将来ではなく、歩いてみたいと思っている。