2007年09月15日
常念岳(単独日帰り) 07/09/15
ひょんなことから蓼科に行ってました。
で、その二日目は自由。
上高地周辺に行ってみたいなー。
なんだけど、、、夕方の5時には宿に戻らなければ。。。
だと、槍ヶ岳とか穂高岳は無理だよなあー。
って地図を見てたらありました。ありました。
高速のICから近くて、登り甲斐のありそうな山が。
常念岳に決定。
4時に起きて、ホテルを5時過ぎに出る。
順調に一ノ沢林道を走っていると、
ガーーン。登山口まであと6キロぐらいのところで通行止め。
土砂崩れがあったらしい。
その手前に大きな駐車場がありそこに誘導される。
うわー。
林道の状況をまったく調べてきてなかった。反省。。。
その駐車場から途中まではタクシーで行けるらしい。
料金は1100円とのこと。
どうしようか迷っていたら
隣の車の3人パーティーがこれからタクシーに乗るみたい。
「すいませーん。ご一緒していいですか?」
と聞いてみるとOKとのこと。ラッキー。
60代ぐらいのご夫婦とその娘さんという3人で
タクシーの中で聞いてみたら小屋泊まりらしい。
いいなー。
登山口まで1.5キロって所でタクシーが止まる。
半分お金を払おうとしたら、
『こっちは3人だし100円でいいですよ。』
ええっ!!す、すいません。。。
ありがとうございまーーす。
同乗したお3人さんに挨拶をして出発。
まずは登山口まで林道歩き。
所々、土砂崩れの爪あとが残る。
工事箇所は山側に臨時の道が出来ていて歩行者はそっちを通る。
途中で団体さんを抜いて登山口に到着。
ここからは登山道。
左に水量の多い沢を見ながらのなだらかな登り。
なだらかなんで辛くは無いんだけど
なかなか標高が上がっていかないんでもどかしい。。
体調はいいのでサクサク進む。
ずーっと行くと視界が開けて胸突八丁に着く。
キツイのかなー。
って覚悟して登るも急なところはあっという間に終わる。
なんだー余裕、余裕。
で、最後の水場に到着。
“最後”の文字に誘惑され水を満タンにする。
ここからも少しだけ急。
でもねー先週は黒戸尾根だったからねえー。
ガンガン登って常念小屋(常念乗越)。
常念岳を見上げると、、、
うひょーーシンドそうな急斜面。
早速取り付く。
岩ゴロゴロで段差があって登りにくい。
エッチラ、オッチラ登っていく。
ちょっと疲れてきたな。
でもまー先週ほどじゃないやー。
下から見上げたとき頂上だと思ってたピークは頂上じゃなく、、、
そのもうちょっと先に頂上が見えてきた。。。
で、もうひとがんばりして頂上到着。
ほーー着いたーー。
周りを見ると、他の山々はガスでテッペンが見えない。。。
ありゃりゃーー。この山はガスってないのになあー。
まーノンビリ飯でも食べながら待ってみるか。
そんなに疲れてないんで食欲旺盛。
一瞬でオニギリ4個が無くなった。。。
常念小屋あたりから吹きだした風がドンドン強くなってきた。
ちと寒い。。。
ボケーと一服していたら、、、
おおっーー。槍ヶ岳がかすかに見える。
写真を撮る。良かったー槍ヶ岳がちょっとでも見られてー。
満足したんで下山開始。
来た道を戻る。
常念小屋をパスして歩いていると
タクシーを一緒に乗ったお3人さんとすれ違う。
数分立ち話をする。
下山再開。
最後の水場で一服。
そのあとは休憩せずにガンガン下る。
登山口に到着。
帰りは駐車場まで歩こうー。
一ノ沢林道を下っていく。
朝はまだ始まってなかった工事が今は行われている。
早くなおしてねーー。
朝にタクシーが止まったところまで行くと、、、
おっ、タクシーが1台止まってる。
聞いてみると予約で待ってるらしい。
ダメモトで言ってみる。
「まだ、降りてくる人はいないと思うから
ちょろっと俺を駐車場まで乗っけてくれませんか?」
OKでました。
今日はラッキーだなー。
3時過ぎには駐車場に無事帰還。
宿にも5時前に帰れましたーー。
いやー今日は色々ラッキーな1日でした。
そして、間近で槍ヶ岳が見られて良かったーー。
いつか登ってみたいな。
追記:タクシーの運転手さん曰く。
林道の復旧は今年いっぱいは無理だろう。
とのことでした。
[今日のコースタイム]
一ノ沢林道通行止め地点(07:05)⇒(07:30)登山口(07:30)⇒(09:26)最後の水場(09:28)
⇒(09:58)常念小屋(09:58)⇒(10:50)常念岳頂上(11:20)⇒(12:07)常念小屋(12:07)
⇒(12:37)最後の水場(12:42)⇒(14:35)登山口(14:40)⇒(14:56)一ノ沢林道通行止め地点
Posted by 工場長 at 23:28│Comments(0)
│山行記 北アルプス
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