雪深い場所。

工場長

2010年03月23日 10:38



積雪期の甲武信ヶ岳を西沢渓谷側から登る。



いつも利用するのは徳ちゃん新道だ。



ヌク沢と鶏冠谷に挟まれた、、、

真南を向いた尾根の上に、この登山道は付いている。



その尾根の向きから、、、

かなりの積雪量の時以外はそんなに潜ることはない。





しばらく歩いていくと、、、

近丸新道と合流し、登山道は戸渡尾根と名前を変える。



まだ、尾根は真南を向いている。

標高が上がってきているから雪の量は多いが、、、

今までと、そんなに状況は変わらない。





しかし、だんだん尾根の向きが変わってくる。

それと共に雪がどんどん多くなってくる。

トレースがない時などは必死である。





そして息を切らせながら奥秩父縦走路に着く。

ココから甲武信小屋までが積雪期の悩みの種だ。

何はともあれ、木賊山まで行って一服するのだ。









前置きが長くなったが、、、

タイトルの“雪深い場所”とは、この木賊山のことである。

ただの私の印象なのだが。。。





このコースは冬だけじゃなく、何度も訪れているのだが、、、

木賊山に雪が無かったのは一度だけだった。





最初に訪れたのは、3年前の5月だった。

当時は雪山の経験も浅く、、、

GWを過ぎれば、山に雪なんてなくなっているものと思っていた。

が、まだ残雪はたくさんあった。


■2007/05/12







次に訪れたのは真冬だった。

この時は前週に一度撤退している。

ラッセル地獄に音を上げてしまったのだ。

そんな積雪量だった。


■2008/02/23







この時の苦労が思い出になり、、、

雪の無い風景を見てみたくて、その年の初夏にもう一度訪れた。

しかし、雪はまだ有ったのだ。


■2008/06/01







そして先週の土曜日は当然の事ながら。


■2010/03/20







唯一、雪が無かったのは秋に訪れた時だけだった。

初めての雪がない景色に、、、

地味なピークながら感慨深い気分になった記憶がある。


■2008/10/18







こうして見てみると、、、

この大きくて立派な道標がすっぽり埋まる雪の量はたいしたものだ。





しかし、、、

トレースの無い雪深い場所に出ると、、、

心が折れそうになると同時に、、、

闘志が湧いて来たりするから不思議なものだ。





春めいては来ている今日この頃だが、、、

まだまだ、雪と戯れることが出来る季節である。








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