光岳(単独 冬季小屋泊) 09/10/21~22 ②
(その①はココ。)
小屋に戻り、着替えて汗に濡れた服を乾かす。
しかし、、、どぉしても視線は向こうに。。。
うう。。。
誰も居ないのに、、、妙な存在感。。。
そ、外でも散策してきますかね。。。
この小屋はホントにロケーションが良い。
小屋の外からはこの展望。
おおっ!!
槍穂も見えるじゃねぇかっ!!
贅沢な小屋ですなぁ~~~。
寒いんで小屋に戻る。
ううむ。。。やっぱりヤツらが気になる。。。
ええいっ!! 飲んでしまえっ!!
飲みながら小屋の登山者ノートを読む。
10/10に泊まった人達は、、、
あの荷物に全く触れていない。
それ以降、17日までノートに記述した登山者はいない。
そして、この荷物のことで、、、
最初に記載があったのが17日に泊まった人のものだ。
やはり心配していて、下山後に通報しておくと書いてある。
すると、11日~17日の間に上がってきたんだな。
その次の記載は今日すれ違ったおじさん達。
やはり同じような記載内容だ。
2回も通報されているので俺は通報する必要は無さそうだ。
やはり気になる。
おっかないが荷物を良く見てみることにしよう。
MAINTS?? 知らないなぁ。
あとは大量の食糧。
それと大量の食べカス。
ヘッデンにストーブ、コッヘル。
ふぅむ。
この食べカスの量はハンパじゃないな。
一人じゃなかったのか??
それとも居続けたのか??
何故、シュラフは登山道に??
謎は深まるばかり。。。
酔いが回ってきて考えるのが億劫になってきた。
そんなに怖さもなくなってきたし、、、まぁイイや。
メシの用意でもしますか。
飲みつつメシの用意をする。
ちょくちょく外の風景を見に行く。
ああ。日が暮れてきました。
キレイです。
ドンドン暮れていきます。
あああ。。。
おやすみなさい。。。
小屋に戻りヘッデンつけながらメシを食べる。
500ml持ってきたウィスキーもほとんど底をつく。
ふわぁ。。。良い酔いです。。。
あんまり例の荷物を気にしてもしょうがないので、、、
6時過ぎ、、、さっさと就寝。。。
3時頃、寒くて目が覚める。
その時、ドコからかレトロな電話のベルが1コールだけ鳴った音がした。
『リーン。。。』
俺の携帯は圏外なんで電源OFFです。。。
わわわわわ。。。
いや。。。気のせいですったら。。。
ね、寝よう。。。
眠れなかったが、5時頃に起きだす。
さっきのコトは無かったコトにして、、、
昨日の残りで雑炊を作る。
メシを食べつつ朝焼けを見に行く。
あああ。。。良いです。
明るくなれば、もう怖くないモン。
よし。下山だ。
今日は夕方から飲み会だからさっさと帰らねば。
最後にもう一度、小屋から写真を撮って出発。
今日も良い天気。
サクサク歩いていく。
気温も上がってきた。
易老岳での登り返しでは汗ダク。
易老岳をパス。
休憩なしで、そのまま行く。
ガンガン行き、一気に面平まで。
よし。休憩だ。
倒木の上に腰掛ける。
このぶっとい木も最近倒れたようだ。
台風ってすげぇなぁ。やっぱり。
一服して下山再開。
んで、サックリと下山完了。
昨日は気付かなかったが、、、
登山口の紅葉が良い感じだった。
ふぅ。
なんやら色々あったけど良い山行だったな。
っで、、、
帰りは酷道と名高い152号をひたすら浜松まで南下。
一度、通ってみたかったのだが、もんのすげぇ疲れました。。。
山疲れというよりは運転疲れな一日でやんした。。。
光岳。
思っていたよりも、、、かなり良い山でした。
行って良かったっす!!
[今日のコースタイム]
光岳小屋(06:27)⇒(07:48)易老岳(07:48)⇒(08:59)面平(09:06)
⇒(09:55)易老渡
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