遠い記憶。
小さかった頃、、、
よく両親に釣堀に連れて行ってもらった。
街にあったりする、いわゆるフツーの釣堀ではなく、、、
釣るとそこで調理してくれ、、、お座敷で食べられるっていうトコ。
調理方法も色々で、塩焼きとか唐揚げとか。
その唐揚げのタレが絶品で、、、俺も弟も大好きだった。
「すんごい田舎だったよねぇ~~~」って記憶と、
調理をしてもらってる間に、近くの沢に沢蟹を捕まえに行った
っていう遠い記憶ぐらいしか、最近まではなかった。
1年半ぐらい前だろうか、、、
何かの用で実家に行き、飲んでいるとき、、、
急にその釣堀のことを思い出し、、、
「どこだったけねぇ??まだやってんのかねぇ??」
と両親に聞いてみたが、、、
電話番号が変わってしまったらしく良くわからないとのこと。
その時は“そりゃ~残念”ってことでその会話は終了。
それ以来、その釣堀のことは思い出すこともなかった。
んがっ!!
今年の2月、陣馬山から下山して、、、
陣馬高原下からバスで高尾駅に向かってる途中、、、
「ぬおっ!!」
思わず、、、声が出る。
そう。その釣堀の前をバスが通過したのだ。
走るバスの中から見ただけだが、、、
駐車場も釣堀もお座敷も、、、小さい頃の記憶のそのまま。
しかも客が入っている。
おぉっ!!
まだバッチリ営業しているじゃ~あ~りませんかっ!!
っで、、、それから約9ヶ月後の今日、、、
その釣堀に、両親、弟夫婦、うちの家族で行ってきた。
11時に現地集合、、、
おぉ~~~っ!! なんか覚えてるぞ~~~。
みんなで釣堀へ、、、
うぅ~~~ん。 記憶の通りだっ!!
しかし、、、弟も感じたようだが、、、
「そのままなんだけど、こんなに小さかったけ??」
まぁ、、、当たり前なんだけど、、、
俺らの頭の中は当時の子供目線の記憶。
うちの息子ども、、、初めての釣りに大はしゃぎ。
養殖場に竿を入れているようなモンなので、、、
あっと言う間に10数匹は釣れる。 コレも記憶の通り。
んで、、、調理をしてもらってるあいだに、、、
昔の記憶を辿りつつ、、、当時、遊んだ沢に行ってみることに。
そうそう、、、
この釣堀の裏を抜けて行ったんだった。
そうすると、、、
記憶の彼方に、、、
あったような、、、なかったような、、、林道に出た。
当時の記憶がちゃんとある親父が先導し、、、
おぉ~~~っ!! そうだ。 ココだ。
ココで沢蟹を取ったりして遊んだぞっ!!
高尾の登山地図を持って行っていたので、、、開いてみると、、、
ほぉ~~~。この辺りだ。
北高尾山稜に抜ける登山道でもある。
今度、登りに来て見ようか。
その後は、、、釣堀の座敷に戻り、、、
虹鱒の刺身を食べたり、、、
昔も出てきた、、、煮物を食べたり、、、
一番好きだった、、、特製ダレ唐揚げを食べたり、、、
この唐揚げ、、、20数年前と同じ味。。。
いやぁ。。。懐かしかった。。。
初めて俺がココに来たのが、、、
小学校に入る前だったらしいので、、、
当時の俺は、、、今の長男+2歳ぐらいか。
うぅ~~~ん。。。ちょっと感慨深い。。。
何十年も変わらない ってこともあるんだなぁ。。。
また、、、行こうか。。。
関連記事