長男とテン泊 (笠取山&多摩川源流) 10/10/02~03

工場長

2010年10月04日 14:08



涼しくなったら行こう、、、

と約束していた、長男との二回目のテン泊。



前回はキツイ行程を選んでしまって、、、

テント内でゲ●を三回も吐かれてしまったので、今回は軽いコースにする。



笠取山&多摩川の源流を回って笠取小屋でテン泊。



おそらく長男の足なら日帰りも出来るとは思うが、、、

ココは一つ“テン泊は楽しい”というコトを長男の頭にインプットする作戦なのだ。





多摩川沿いに住んでいるだけに、

「お家の近くの川の始まりを見に行く??」

と、聞くとかなりハイテンションの返事が返ってきた。





日曜日の天気が多少心配だけど、

笠取小屋からの下りだけだから降り出す前には下山できるでしょう。





おし。

んじゃ、しっかり歩いてね。

そして、、、吐かないでちょ。。。





4時過ぎ家を出発。

長男はサクっと起きてくれるから助かる。





7時過ぎに作場平到着。






天気は少しドンヨリ。

けど、朝晩はこんな感じらしいので気にせず出発。





今回このルートを選んだのは、何よりも道が良いということ。

広くなだらかな道がほとんど。



ってことで順調。










急なのは笠取山への登りぐらいなのだ。





“源流のみち”と名がついているこの登山道。

一之瀬川とその支沢に囲まれている。



“川の始まり”の話をして来ただけに長男は興味津々。








はやくホントの始まりが見たいでしょ~。





水を見ながら着実に標高を上げる。

笠取小屋に近づくと雲を抜けたのか晴れてきた。






うむうむ。

イイ感じじゃないですか。





小屋の水場。






トーゼンがぶ飲みです。





っで、、、

笠取小屋到着。






まず、テントを張ってから、

笠取山と源流に行こうと思っていたが、

小屋は閉まっていて人が居る気配はない。



ありゃりゃ。

週末営業だから、まだ出勤前なのかな。



まぁ、しょうがない。

勝手に張るのもアレだし、

ちょっと休憩したら山に行きましょうか。

帰ってくる頃には出勤されているでしょう。





エネルギー補給して出発。






ココからは展望もあるんですよ。

テンション上げて行きましょう。





小さな分水嶺に寄る。








そういえば、、、

三回目の笠取山なのに始めて来たかも。

時間がある子連れ登山もイイもんです。





周りの山々はガスがやっと晴れてきた感じだ。










おお。笠取山。

これからアソコに行くんですよ。





朽ちた林業機械を過ぎ、、、








聳え立つ笠取山を見上げる。






うはは。

スゴイでしょ。

この登りだけはちょっとキツイのよ。

頑張ろうじゃないか。





よしっ!!

行けぇ!!


















もうちょっとだっ!!





よく、、、

ぐゎんばった。。。








いやぁ。

ココの直登は名物だよね。






よく登りましたよ。





んが、、、

周りの山々はガスがかかって見えず。

唯一見えるのは雁峠方向の一部だけ。






んま、しょうがないですか。





エネルギー補給して休憩。





しかし、、、

源流テンション最高潮になっている長男が“川の始まり”に行こうと急かす。





へいへい。

行きますかね。





来た道を戻るのもアレなので、尾根沿いに東へ向かう。

ココから水干尾根までは、ちょっと奥秩父らしい道だ。








長男は石楠花のトンネルに大喜び。

けど、ヲヤジはザックが引っかかるから、、、ウザイっす。。。





源流のみちに戻り西へ。








すぐに多摩川の源頭である水干だ。








ただ、源頭部は岩が濡れている所があるのと、

ちょっとした水たまりがあるぐらいで“川の始まり”という感じではない。






コレじゃ雰囲気でないよね。





ってことで、、、

いかにも“川の始まり”って感じの最初の流れを見に行く。








よく整備された道を下る。





源頭から5分も下れば水の流れが現われる。









この水がお家の近くまで行くのだよ。









うふふ。

旨いですか。そうですか。





ヲヤジはちょっと沢を遡り、最初の最初の流れを見に行く。





ココか??






いや。

まだ、奥がありそうだ。





おお。

ココだ。






おほほほほほ。

なんか楽しいよね。





よしっ!!

今日やりたいコトは全部終ったぞ。

んじゃ、テントでマッタリしに行きましょうか。





笠取小屋へ戻る。










13時には到着。

むふ。ゆっくりできますなぁ。





んが、、、

小屋の方がまだ出勤されていない。



今日は来ないのかな。

しょうがない。

テキトーに好きな所に張ってしまおう。





超一等地に張ってノンビリする。










ええ。

もう、ヲヤジは飲みますとも。





しばらくボケ~っとしていたら小屋の方が軽トラで出勤。





挨拶&テントの位置を確認に行くと、、、


「ホントはそこはダメなんだけど、、、

 今日はコッチが来るのが遅かったし、空いてるからそのままでイイよ。」



とのこと。





その他にも色々と話したが、物凄く感じのイイ小屋番さんだ。


雨が降ってきたら、遠慮なく避難小屋を使っていいからね

小屋はストーブ点けているから寒くなったら当たりに来てよ。

お子さんはテン泊料は要らないからね。



などなど、、、

なんだか至れり尽くせりで申し訳ないぐらいなのだ。





丸川荘の只木さんといい、、、

奥秩父の小屋番さんは人柄が良い方が多いなぁ。





なんだか、、、

物凄~くホンワカした気分で長男とダラっとする。










うははは。

たまには、こんなのもアリかもねぇ。





俺らの他には、、、

単独のテン泊のおじさんと小屋泊まりのおじさんが一人だけ。






これは静かな夜になりそうだ。最高っす。







15時半頃、、、

長男が腹減ったとうるさいので、早いけどメシの準備を始める。










っで、、、

長男が好きなモノをひたすらぶち込んだ、ハンバーグカレーの出来上がり。








超大盛にしたから好きなだけ食べなされ。








うんうん。旨かろう。








え!?

まぢで全部食べるの??






そ、そうですか。。。







16時半過ぎ、、、

徐々にガスが出てきて冷えてきた。








お言葉に甘えて、、、

小屋の薪ストーブに当たらせていただく。






クソ暑い夏がやっと終ったと思ったら、冬もすぐ近くに来てますなぁ。

まぁ、もう10月だもんね。





寝不足が続いて眠かったので、17時過ぎにさっさと床につく。





ふぅ。

今日は平穏に終りそうだぞ。










と、思った18時半、、、

痰が絡んだらしく一口ゲ●。。。



ぐえ。。。

ま、またですか。。。

そんな毎回。。。



けど、今回はこのちょっぴりだけで終了。

その後は朝まで爆睡。

ふぅ。助かった。





ヲヤジも好きなだけ寝るのだ。



おやすみなさい。。。





















5時頃、目覚める。

心配していた天気は問題なさそう。

月も星も見えている。





徐々に夜が明けてくる。





おお。

昨日は見えなかった大菩薩が雲海に浮かんでいる。








ひゃあ。

コレはキレイだな。

今日の天気は期待してなかっただけに得した気分だ。





長男も起きてきた。






ははぁ。

絶好調ですか。

それは何よりでございますよ。





しばらく二人で景色を眺める。












やっぱ“晴れ家族”ですな。





ノンビリと朝メシ。








カップ麺と雑炊です。





ダラっと撤収して、7時前に下山開始。





いやぁ。

良いテン場だったなぁ。





物凄く調子の良い長男。






下りってのもあるけど、メチャメチャ速い。





1時間ちょっとで下山完了。






うお。

地図のコースタイムより速いじゃないか。

やるな。おぬし。







その後は腹減ったとうるさいので、途中で牛鍋丼を。






やっぱ、吉牛だよね。

飯の趣味がクローン並みに同じなので店選びがラクですよ。





その後は渋滞に巻き込まれることなく順調に帰宅。









前回、ハードコースを選んでしまって、

なんとなく可哀そうなことをしたかなぁ、

と、ちょっと反省したりもしちゃいました。



けど、今回はとにかく楽しいで終ったようで、

ヲヤジ的にはちょっと借りを返せた気分でしたね。



長男的には、、、

“川の始まり”と“笠取山の直登”と“ハンバーグカレー”が、

かなり良かったらしく、帰宅後にかーちゃんや次男に熱く語っておりました。





一口ゲ●はあったけど、、、

だいたい大成功って感じだったかな。





また、行こうぜ。










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