薩た峠と手打ち蕎麦。
各地に山友がいる。
地理的に数年に一度しか会えない人、
家が近いので数ヶ月に一度は会える人、
歳が近い人、30歳も年上の人、
同じような仕事をしている人、全くの異業種の人、
最近知り合った人、もう数年来の付き合いの人、
男性、女性、未婚、既婚、子持ち、、、、、、、、、、、、、、、、、、
けれど、みんなで一緒に酒を飲む。
誰と誰は初めましてで、、、
あの人は元々誰の知り合いで、、、
もう、なんだか分からないほど混沌とした集まりになっている。
でも、飲んでしまえば大丈夫。
山の話と酒があれば、なんとかなる。
こんなことを何年も続けている。
人の輪はどんどん増えていくのだ。
最近は血の繋がらない親戚のようなものだと思っている。
先週末もそんな集まりがあった。
静岡の山友が振舞ってくれる手打ち蕎麦で飲む、そんなお題目だ。
早朝、近所の山友の車に相乗りさせてもらい、
家族と共に出発した。
夜が明け、富士川PAで休憩をしていると富士山が顔を出す。
夜、少し雲が多かっただけに、
山友とホっと胸を撫で下ろした。
やはり静岡に来たらデカイ富士山が見たい。
会場には昼過ぎに着けば良い。
なので、その前に少しハイキングをして行くことにした。
薩た峠の興津側の登山口へ。
人が来ない深山が好きではあるが、
地元の人に愛され、整備されている里山もまたウキウキするモノだ。
三男は私が担ぎ、全員で歩き出した。
最初にちょっとした登りがあるだけですぐに平坦な道になる。
朝日が海に反射する。
そして、道沿いでは梅が咲く。
ああ。。。もう春ですなぁ。。。
峠までは遊歩道で1キロ弱。
あっという間だ。
峠に着くとみかんの直売所がある。
みかん好きの息子どもは試食コーナーに殺到した。
ややややややや。。。
チミたち、、、食い過ぎだよ。。。
申し訳ないので一袋購入した。
んが、、、
大人も口にした途端に顔を見合す。
う、、、うんまいっ!!
みかんパーティーの始まりだ。
なんでも“はるみ”という品種らしい。
こんな旨いみかんは初めて食べた。
全員で5,6袋は食べたんじゃないだろうか。
こんなことをしていたら、、、
一度、雲に隠れていた富士山が姿を現した。
富士山と太陽とみかん、、、最高です。。。
しばしノンビリと。
と、待ち合わせをしていた山友が走ってきた。
由比駅から走ってきたらしく汗だくの様子。
早かったじゃねぇか。
さぁ。駐車場まで戻ろうか。
写真を撮りながら、来た道を引き返した。
そして、山友宅へ。
すっかり蕎麦職人と化した山友が迎えてくれた。
その後も続々と山友たちが到着。
宴は12時間近く続いた。
いつも幹事をしていると気を揉んで、
もう幹事なんかやりたくないと思ったりもする。
が、、、いつも終わると、
やって良かった、集まって良かったと思う。
さぁ。次はどこでやる??
花見だとか言ってたっけ??
また、飲もうぢゃまいかっ!!
PS:賢パパ、賢ママ、皆しゃん。
今回もありがとうございました。m(_ _)m
関連記事