さっさと転記して、、、
山ブログに戻ろうと思っているんですが、、、
修正したりなんだりで結構、、、時間がかかります。。。
なんとか今週中には終わらせたいなぁ。。。
ってことで、、、第二弾です。
今の嫁さんと結婚前に行った長期旅行です。
一年という長期のため三回に分けますデス。
それでも、、、一回が長いっす。。。すんません。。。
また、、、興味があればって感じで。。。
■期間:2002/3/4~2003/2/22
■使った金:約80万円/人
■行った国
中国、ベトナム、カンボジア、タイ、ラオス、ミャンマー、マレーシア、台湾
■その他:彼女(今の嫁)と二人で。なるべく飛行機を使わない。
■ルート
(中国) 上海⇒武漢⇒成都⇒昆明⇒景洪⇒大理⇒中甸⇒麗江⇒昆明⇒
(ベトナム) ハノイ⇒フエ⇒ホイアン⇒サイゴン⇒
(カンボジア) プノンペン⇒シェムリアップ⇒
(タイ) バンコク⇒【飛行機】⇒
(中国) 香港⇒鄭州⇒洛陽⇒西安⇒平遥⇒北京⇒大同⇒呼和浩特⇒銀川⇒
武威⇒張掖⇒嘉峪関⇒敦煌⇒
(ウイグル) ハミ⇒トルファン⇒コルラ⇒クチャ⇒カシュガル⇒ホータン⇒
チャルチャン⇒チャルクリク⇒コルラ⇒トルファン⇒ハミ⇒
(中国) 敦煌⇒ゴルムド⇒
(チベット) ラサ⇒シガツェ⇒ダム⇒
(ネパール) カトマンドゥー⇒【飛行機】⇒
(タイ) バンコク⇒
(ラオス) ビエンチャン⇒ヴァンヴィエン⇒ルアンパバーン⇒
(タイ) チェーンコーン⇒チェーンセーン⇒メーサロン⇒チェンマイ⇒
スコータイ⇒アユタヤ⇒バンコク⇒【飛行機】⇒
(ミャンマー) ヤンゴン⇒ピイ⇒バガン⇒マンダレー⇒カロー⇒ニャウンシュエ⇒
バゴー⇒ヤンゴン⇒【飛行機】⇒
(タイ) バンコク⇒チャン島⇒バンコク⇒スンガイコーロク⇒
(マレーシア) コタバル⇒クアラルンプール⇒
(タイ) バンコク⇒【飛行機】⇒
(台湾) 台中⇒高雄⇒台東⇒花蓮⇒台北
●出発前
今まで貯金なんて無縁の生活を送ってきた俺が、、、
前回の旅行後から一年数ヶ月というもの酒も飲まずに貯金。
目的があれば貯金も出来るものだ。
帰国後に付き合い始めた彼女(今の嫁さん。以降“嫁”)は、、、
高校生の時から海外一人旅を繰り返しているという。
んで、、、嫁も丁度、一年連続で旅行をするために親を説得し、
大学を休学したところ。
となると、、、一緒に行きますかね。
旅行ルートを練ったり、準備に1ヵ月ぐらいかける。
一年間という長期なんで、、、
金も日本円、米ドル、TC(トラベラーズチェック)、
国際キャッシュカードなどに分ける。
当初の予定はアジア9ヶ月、マダガスカル1ヶ月、南米2ヶ月。
どぉなるか。
●2002/3/5~2002/3/11:⇒上海
前回と同様に船“新鑑真号”で上海を目指す。
低気圧にガッツリぶつかられ、船は大揺れ。
嫁、、、船酔いで半死。。。
けど、定刻通り上海到着。
嫁は旅慣れているとはいっても中国は初めて。
しかも中国は世界有数の個人旅行をしにくい国。
しばらくは嫁の様子見で行く。
しょっぱなの銀行で人民から横入りの洗礼を受け嫁激怒。
しかし、食事は非常に気に入る。
俺は上海は三回目なのでコレといって見たいところない。
嫁の案内に徹する。
●2002/3/12~2002/3/21:⇒武漢⇒成都
寝台列車(硬臥)で武漢に到着。
ここも2回目なんで嫁を案内。
嫁も湖南料理を気に入る。
また寝台列車(硬臥)で成都へ。
ここも俺は案内人。
とりあえず前半は、嫁の中国慣れと、、、
雲南省から列車でベトナムに入ることが目的なので、しばらくは案内人。
成都でのお目当ては武候祠、四川料理、パンダ。
三国志を解説しながら武候祠をまわるが、、、
女の人はあんまり興味ないんだよねぇ。。。聞き流される。。。
動物園ではパンダがウジャウジャいるって聞いてたのに、、、
2匹しかいなかった。。。嫁、、、半ギレ。。。
●2002/3/22~2002/3/29:⇒昆明⇒景洪
寝台列車(硬臥)で雲南入り。
昆明からベトナムのハノイに国際列車が出ているので、その情報を得る。
雲南省は少数民族の宝庫。
一ヵ月間、少数民族の街をまわり、4月末にベトナムに出発の予定。
まずはタイ族の街、景洪へ。
バスでおっかない山道を抜け抜け18時間かかり到着。
ここまで南下すると亜熱帯に入り蒸し暑い。
少数民族&民族衣装大好きの嫁はテンションが上がる。
地元の市場、郊外の村等を観光。
●2002/3/30~2002/4/6:⇒大理
でぇきれぇな寝台バスで大理を目指す。
検問やら悪路やらで25時間もかかる。
雲南は中国の中でも開発が遅れている地域なうえに、、、
山岳地帯なんで、、、長距離の移動は大変。
移動の疲れをイカサマ日本食で癒す。
前回の旅で店員と仲良くなったハッピーカフェはもう無かった。残念。。。
近場の村、沙坪の市場に行く。
民族衣装バリバリの人の群れ。
嫁のテンション急上昇。
民族衣装を購入し、、、何故かそれを着て買い物に夢中。
俺は荷物持ち。。。
嫁が着ている民族衣装が、、、
「お年寄り用」だったらしく、、、地元のぺー族大笑い。
笑われてはいるんだけど、、、
ぺー族は明るく気が良く笑顔も最高なんで悪い気はしない。
ずっと笑われていることにする。
毎日「菊屋」というイカサマ日本料理屋で食事を取る。
充分にノンビリし、ビザの延長も行う。
●2002/4/6~2002/4/11:中甸
次はチベット族の街、中甸を目指す。またバスで。
大理も標高が約1700mあるが、、、中甸は3200m以上。
昼の日向は日差しがキツくて暑いが、夜は氷点下で凍える。
街にはチベタンがあふれている。しかも、民族衣装で。
大柄な人が多く、日焼けしていて精悍。
そこでやっぱり、、、嫁のテンション急上昇。
また民族衣装を買いやがる。。。
しかも、俺も大柄で顔もチベタンぽいっていう理由から
俺の分も買わされる。。。えぇぇ。。。
だけど、試しに俺が民族衣装を着て街を歩いていても、
地元の人間だと思うのか、誰も不審がらない。
っていうか、、、馴染んでるじゃん。。。俺。。。
“松賛林寺”などを観光する。
ここは松茸の産地なんで松茸料理を頼んでみる。
すると、、、ソーセージと一緒に炒められて出てきた。。。
なんか、、、もったいないっす。。。
●2002/4/11~2002/4/18:麗江
バスで麗江へ。ここはナシ族の街。
古い街並みが今も残っていて、世界文化遺産に登録されている。
いくら歩いても飽きない。
また、嫁が民族衣装を購入。
もう、、、止まらないのね。。。
ここも大理と一緒で、のんびりブラブラが楽しい街。
毎日、歩いて過ごす。
●2002/4/18~2002/4/26:昆明
バスで昆明へ戻る。
一週間後のハノイ行き国際列車のチケットを買う。
時間があるんで、、、
かなりの量になった嫁のお土産(民族衣装)を
日本に郵送したり、写真を現像に出したりする。
それでも、時間は有り余っていたんで「現地発着ツアー」に行きまくる。
「現地発着ツアー」とは現地にある旅行会社が主催しているツアー。
外国人向けではないので、、、
国内観光をしている中国人に混ざって観光を楽しむ。
だいたい、ガイド(中国語)、昼食、入場券、バス代込みでお得。
でも、、、かなりハードだけど。。。
それを利用し“石林”“九郷”などに行く。
●2002/4/27~2002/5/2:⇒ハノイ
26日の夕方に国際列車に乗り込む。
車内で日本人のおじさんバックパッカーと知り合い、一緒に夕飯を食べる。
明けて27日の朝、国境に着き車内で出入国の手続きを行う。
ベトナムのビザは日本で取っておいた。
そして、、、ベトナムに入ると、、、
役人が回ってきて乗客から一人2ドルづつ徴収していく。
みんな当たり前のように払っているんで、、、
俺らも知り合ったおじさんも払う。
けど、払った後で隣の中国人商人に聞いたら、、、
「あんなもん払う必要ねぇよ。ただのボッタクリ。やられたな。」
くそっ、制服パワーに騙された。。。
ハノイ到着は午後8時過ぎ。
何とか、宿と夕飯にありつく。
ハノイでは博物館に行ったり、名物の水上人形劇を見たりする。
飯も居心地も悪くないんだけど、
あらゆる所でちょくちょくボッタクる。。。
しかも、最高の笑顔で。。。微妙にストレスが溜まる。。。
●2002/5/3~2002/5/11:⇒フエ⇒ホイアン
この国では電車もあるけど中国以上にチケットが買いづらい。
なので、旅行会社と外国人相手のホテルが共同で長距離バスを運行している。
それを利用してフエを目指す。夜行バス。
フエはベトナムの阮王朝の首都だったところで、、、
城壁や遺跡等がたくさんある。
しかし、ちょうどお祭りの真っ盛りらしく
ホテルの空きが無い上に、値段が普段の1.5倍。。。
まぁ何とか宿が見つかる。
が、この宿の従業員が最悪。
毎日毎日、、、部屋の値段が変わる。。。同じ部屋なのに。。。
しっかり観光は済ませたが、、、
宿も腹立つわ飯屋でボラレるわで、ベトナム人に対して不信感が増す。
お土産屋でボルってことはたいていの国であるけど
飯屋や安宿ではこの国が初めて。
一つ一つの行動が、、、なんだか落ち着かない。。。
とりあえず、見るものは見ようとバスでホイアンへ。
ここは江戸時代に日本人街があった所で古い街並みも残っている。
近くには世界文化遺産ミーソン遺跡もある。
遺跡も街並みも悪くなかった。
しかし、ここでも色々あり、、、
二人とも完全にベトナム嫌いになってしまった。。。
●2002/5/12~2002/5/14:⇒サイゴン
「さっさとベトナムなんか出ようぜぇ。。。」
を合言葉にサイゴン目指す。
観光もする気をなくしているので、、、
カンボジアのビザをさっさと申請して、、、
プノンペン行きのバスチケットを買う。。。
●2002/5/14~2002/5/19:プノンペン
朝8時、バスっていうかワンボックスでサイゴン出発。
昼ごろ国境に着き、歩いて出入国を済ます。
カンボジア入国後、車を乗り換え再び出発。
道が悪くなる。
途中、フェリーに乗ったりして、午後8時頃にやっとプノンペン到着。
宿もすんなり決まり、ホッと一息。
中央市場、博物館などをまわる。
ベトナムで溜まったストレスを解消するためにノンビリする。
酒好きの日本人お姉さんに出会い、、、三人で飲んだくれた。
●2002/5/19~2002/5/23:シェムリアップ
旅行会社のバスでシェムリアップへ。
あまり安全ではないルートなので緊張していたが、夕方に無事到着。
アンコールワットで有名な観光地なので宿も多くすぐ落ち着く。
宿での夕食中、その宿所属のバイクタクシーのお兄ちゃんたちが、、、
アンコールワット周辺三日間ツアーを売り込んでくる。
値段も手ごろでお兄ちゃんたちも感じが良かったから彼らに頼むことにする。
バイク二台に分乗し
アンコールワット、アンコールトム、タ・プローム、タ・ケオ
バンデアスレイ、クバールスピアン、トンレサップ湖周遊。
すんげぇ盛り沢山なツアーで遺跡好きの俺は大満足。
でも、、、かなりシンドかった。。。
最後にアンコールワットに沈む夕日を見に、、、
連れてってくれると言うんだけど疲れて断ってしまった。。。
毎日、朝から晩まで付き合ってくれた、兄ちゃんたちに感謝。
●2002/5/23~2002/5/31:バンコク⇒香港
早朝、タイのバンコクに向けて出発。
悪路の中を地獄のピックアップトラック(トラックの荷台。。。)
で5時間かけ国境へ。
出入国を済まして、タイ側のきれいなバスに乗り換え、
完全舗装の良い道でバンコク目指す。
国の裕福さって言うのはこういうところに如実に出てくる。
夕方にバンコク着。
久々の大都会にちょいとだけホッとする。
俺はタイ初めて。嫁は2回目。案内役交代。
市内を案内してもらったり、必要な物資を買い物したり、
久々の日本食を食べたりする。
プノンペンで共に飲んだくれたお姉さんに再会し、、、
やっぱり飲んだくれる。
この後は飛行機で香港に飛び、長期ビザを取って
再び中国入りする予定なので、香港行きの片道チケットを探す。
なんとか安いのが見つかる。
出国時に片道チケットのことをちょっぴり突っ込まれたが無事に香港着。
香港で3ヶ月ビザと鄭州までの国際列車のチケットを購入。
物価が高いのでさっさと中国入国。
中編に続く。。。