腹立って寝られず。。。
高速道路を走っていた。
ふとサイドミラーを見ると、排ガスが白煙になっている。
な、なんだ。
と、その直後、、、
水温計がグングン上がっていく。
マズイ。
このままだとオーバーヒートしてしまう。
ちょうど近くにPAがある。
なんとかギリギリ駆け込むことができた。
ラジエターに水をかけ冷やす。
ラジエター水が少なくなっていたのだろうか??
ラジエターのタンクに水を足しておく。
どぉなんだ。走れそうか。
エンジンをかけ、しばらく様子を見る。
とりあえず水温は安定している。
大丈夫だろうか??
20キロ先のICまで行ければなんとかなる。
出発した。
まだ、水温は安定している。
なんとかなりそうか。。。
ホっとしたのも束の間、、、
トンネルの入り口で水温が上がり始めた。
ぐ。ここでは停まれない。
トンネルを抜けるしかない。
トンネルの半分。
水温計は上限に張り付いている。
焦る。
トンネル内でエンジンが止まってしまったらオオゴトだ。
頼む。トンネルを抜けるまでもってくれ。
抜けた。
路肩が広くなっている所に停める。
手が震えていた。
エンジンルームを見てみた。
先ほどラジエターに補充した水は減っていない。
もっと深い原因のようだ。
お手上げだ。ここで対処するなんて無理。
保険屋に電話をして、無料のロードサービスをお願いする。
数分後、折り返し電話があり、、、
業者も決まり40分ほどで来てくれると言う。
ああ。。。
一旦、ホっとした。。。
けど、まだ精神的に上ずっている。
一服しよう。
と、パトランプを回した覆面パトカーが後に停まった。
おお。警察だ。
ロードサービスは呼んだが、やはり心強い。
車から出て事情を話す。
すると、、、
「あ。そうなの。というか発炎筒炊かなきゃダメじゃない。」
テンパっていてそんなこと考えられなかった。
停止表示板も発炎筒も車に積んである。
すぐに停止表示板を設置する旨を伝えたが、、、
「いや。いいからパトカー乗って。」
なんだ!?
故障の状況でも聞かれるのか!?
「免許書見せて。故障車両表示義務違反でキップ切るから。」
はぁ!?
しばし、呆然とする。
コイツは何を言ってるんだ!?
それどころじゃなかったし、
気も動転していたので気付かなかったんです。
今からでも出しますから。
「いや。もう遅いよ。危ないじゃない。出しておかないと。」
唖然とする俺を尻目に事務的にキップに記入する警察官。
ぐっ。思い出した。
年末だ。ノルマに届いていないのか。
なんでもかんでもキップを切る時期だ。
何を言っても空返事の警察官。
ああ。。。もう面倒だよ。。。
俺は車が壊れてそれどころじゃないんだ。。。
傷口に塩を塗るヤツはさっさと行ってくれ。。。
無言でサインをして拇印を押す。
キップを切ったらさっさと発進するパトカー。
その後、なんとか家に帰り着き、、、
気持ち的にホっとしたら、怒りがこみ上げてきた。
違反キップのノルマ制ってどぉいうことだよ。。。
困っている人間を足蹴にするのが警察の役目ですか。。。
なんだか腹が立って眠れなかった。
不服申し立てしようか。
いや。。。
面倒だから払ってしまうのだろう。。。
昨日は本当にやり切れない一日だった。。。
※もし、私と同じ状況になったら発炎筒などを忘れずに。
車の故障に追い撃ちをかけるヘコみは精神的にかなりキます。。。
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